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なんせ、登って降りての繰り返し。上りでは足が上がらない。下りでは右膝に痛みが走る。秋山では三時ともなると完全に夕方。浅間峠まではピークは踏んでいたのだが、信念を曲げる。まき道があれば利用することにする。
やっと、浅間峠。巨木の間に山の神。間もなく午後二時。山はすでに夕暮れ気味。あと、12km。私はちょっと焦り気味。
数馬峠は人気。ちょうど１２時過ぎだったからかな。富士山はどこからでも綺麗に見えるので、「もういいや！」って気分。
気持ちのいい道だなぁ。しかし、このあたりから疲れてくる。右膝も相当痛い。
槇寄山山頂。ここも富士がよく見える。
長い長い笹尾根は始まったばかり。
東を望めば大岳山(左の一番高い山)や浅間嶺（中央右の尾根）が見える。ただし、こちらは東峰からの景色。三頭山には西峰、中央峰、東峰と３つの山頂がある。西峰からの景色が一番良い。
富士を眺めながら昼飯。ここでゆっくりし過ぎて（って言っても20分だけど）、後半は時間との戦いになった。
三頭山山頂から。雲取山、七ッ石山、鷹ノ巣山、、、石尾根が全て見えた。
青空とのコントラストも良い。やっぱ、広葉樹林がいいなぁ。植林で杉ばっかりの山は味気ない。
冬枯れのブナ林。朝日が眩しい。深山橋バス停で降りたのは私一人だけ。今日この尾根（ムロクボ尾根）は独り占めである。三頭山は人気の山で登山道もたくさんあるから山頂は人だかりだろうけど。
バスを降りて三頭橋から。抜群の天気だ。
小菅の湯は新しくて広くて施設も充実している。これで620円は安いなぁ。心身ともにリフレッシュして帰宅。
冬枯れの向こうに飛竜山（左）と雲取山（右）が見えている。森が明るいのと遠くまでよく見えるのが枯れ山のいい所。
落ち葉の海からシャドーマン登場。命を散らした葉っぱの怨念か。キャー、逃げろー。
光る落ち葉。こういう道は大好き。
奈良倉山。「富士山展望所」と書いてあるが富士山は見えず。
今日はもうずっと落ち葉の道。本日最後の目標奈良倉山まで後少し。散ってしまったのは残念だけど、これはこれでいいものだ。
松姫峠。1200m。ここは車道が通っている。外人サイクリストに写真を撮ってと頼まれる。陽気なアフリカ女性にドイツ男性、アメリカ男性。やるなぁ、これ相当高い峠だよ。
そして、鶴寝山。「関東の富士見百景」と書いてあるが富士山は見えず。
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