2025-05-11 18:28:27 JST
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(2025-05-11) 蕎麦粒山、川苔山。曇時々晴。立川に引っ越して会社は遠くなったが、山は近くなった。奥多摩に朝6時に着けるのは素晴らしい。とはいえ、体力低下気味なのでまずは近場の川苔山、、、は、人が多くて嫌なので、蕎麦粒山経由とする。都県境尾根はなにしろアクセスが悪いので人が少ない。ただし、今回のコース、いきなり800mの急坂なので最初が大変。まぁ、奥多摩の山は何処も登りはじめがきついのはいつもの事。体重が増えているのでムチャクチャしんどかったが、笙ノ岩山さえ過ぎると楽になる。緑が深くて誰も歩いていない静かな道です。以前一度来て悪くないなと思ったことからの再訪である。蕎麦粒山には一人だけハイカーがいた。このあとの川苔山は何度も来ているので書くこともなし。鳩ノ巣駅までの下山道途中から林道を少し引き返すと廃村があるらしいので、時間もあることから寄り道してみる。あれ?廃村は見つかったが、地図で確認出来る林道より先があるようなので、まずは林道の調査。行けるところまでいってみる。まだ新しい。200m置きくらいに令和4年から6年までの完了地点が示してある。で、突き当たりは、、、いきなり山の中で林道が途切れる。先は完全に崩れた斜面。うーん。こんな所に道を作っても、出きた傍から崩壊するだろうし、そもそも需要があるんだろうか?謎である。気を撮り直して廃村調査。建物は小さは神社の社だけが、神木と思わしき巨樹の下に残っていた。他の建物は完全に崩壊していることから、コレだけは(崩壊しそうだとはいえ)何らかの手入れをしているのかもしれない。明るい時間とは薄暗い森の中の神社跡はなんとなく不気味ですな。村は完全に打ち捨てられており、建物の基礎や石垣、放置されたドラム缶などのゴミが残るのみだが、在りし日にはここで人が生活を送っていたかと思うと、現状の寂しさとあまりの静けさにどことなく気色が悪い。廃村名物の人形なんかもあったりして、白昼に関わらず、ホラーなゾクゾク感を味わう。周囲にだ〜れもいませんしね。少し、背筋が冷えたところで(というか汗をかきすぎてそれが冷えている)引き返す。登山道に合流すると人の世界に帰ってきたようで安心である。7時から歩き始めて14時下山。疲れた。