logo logo_atte 日記 随筆 何処
2023-04-10 12:40:29 JST
(2023-04-01) 竹芝桟橋から夜行船で八丈島へ。同行は大森のW氏。 5月のトカラ列島キャンプ旅に備えての予行演習を兼ねた島旅である。 9時に八丈島の底土港着。旅客ターミナルの観光案内所で情報収集してから歩いて10分でキャンプ場。季節を一歩先取りする初夏の緑に包まれた素晴らしいキャンプ上である。きれいな炊事場にトイレ。これが無料で利用できるのであるから感謝しかない。テントを設営してから島を散策。食料の買い出しができる店に目星をつけておく。八丈島は2つの山が中央でつながったひょうたん型の島。町の機能は中央のくびれの部分に集中しているのでそこの地理感さえ把握しておけば良い。散策のつもりがなんだかんだで色々寄り道してガッツリ3万歩となった。宇喜多秀家って関ケ原で負けてここに島流しだったんだね。秀家の古ぼけた墓を見ながら思う。大名って言っても実際には心労が多いだろうし島での生活は心穏やかに過ごせるいい時間だったんじゃないかな。流罪となって50年。80歳を超える長命だったようだ。ちょっと疲れたので米だけ炊いてレトルトカレー。海岸からの島風を受けながら焼酎を水割りで飲み寝床につく。いい島である。