logo logo_atte 日記 随筆 何処
2021-11-27 22:14:28 JST
(2021-11-27) 鍋割山から塔ノ岳。晴。同行は海老名のマイ・ブラザー。丹沢で何処か行こうとのこと。おそらく運動不足が見込まれるブラザーを考慮して鍋割山とする。ブラザーは鍋割山には登っていないはず。二時間の登りなので運動不足でもなんとかなるレベル。塔ノ岳には何回か登っているはずであるが、周回コースで近くまでは行くことになるのでこちらはおまけ。朝イチのバスで渋谷駅から大倉へ。7時過ぎには到着。鍋割山へは長い林道を歩くことになるが、舗装されているわけではないので歩くのがつまらないと言うほどでもない。奥多摩では完全に終了した紅葉であるが、丹沢の麓の方ではまだ残っているようだ。途中三台の車に抜かれる。今日は多くのハイカーが見込めるため頂上の鍋割山荘への補給部隊であろう。大倉尾根と比べて普段は人の少ない鍋割山コースであるが、行楽のシーズンとあり人目が途切れないくらいには賑わっている。さて、ここを登るハイカーのおよそ8割は山荘名物「鍋焼うどん」が目的であろう。山荘開店が10時で私達もほぼ10時に山頂についたのだが、既に50人位が並んでいた。私も3年ぶりに食す。うん、うまい。濃厚な醤油系の出汁が疲れた体に染み渡る。空気は突き刺すような冷たさだが、幸い風はなく陽があたっている分には暖かい。寒冷な分水蒸気は出ておらず、輝く海原の向こうに伊豆大島が見える。名前通りであるが鍋割山からだと本当に大きく見える。ここからはあまり高低差のない尾根歩き。塔ノ岳に向けて東進すれば、北に丹沢山塊、南に相模湾、振り返れば富士という抜群の景色が広がる。相変わらず塔ノ岳は大人気。まぁ、お手軽で絶景ですからね。でも、何度も来てるので今更言うことは何もない。長い長い大倉への消化試合をこなして下山すれば15時半。ブラザーが奢ってくれると言うので海老名で途中下車して食事。たいへん旨い店であった。