2021-11-06 22:02:15 JST
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(2021-11-06) 大菩薩嶺から牛ノ寝通り。晴後曇。同行は三鷹のA氏。二週間前のリベンジマッチ。奥多摩がいい感じに色づいているので再チャレンジである。コースは前回と全く同じであるが、たった二週間で山の色合いは全く違っている。大菩薩嶺から富士を望んだ際に眼下に広がる樹海は深緑から黄橙へと変わった。正に山吹色である。この短期間でここまで変わるとは驚きである。さぁ、今度こそ奥多摩の本気を見せてもらおう。期待に胸が踊る。先々週はほとんど登山者もいない道であったが、今日はそれなりの人手、、、というより混雑気味である。みんな事前情報を集めて、時期を狙って来てるんだね。肝心の牛ノ寝尾根は、、、良い、それは間違いないのだが感動できるまでじゃない。ここの所立て続けに見事な紅葉と黄葉を満喫していたため、目が肥えてしまったようだ。また、本日は曇り空であり、牛ノ寝通りも本領を発揮できていなかった事情もあろう。やはり、木々の美しさは光線の具合によるところも大きい。今秋の中では一番赤み成分多めで悪くはないんだけど、それこそ真紅のアーチをくぐり抜けたかったのが希望。少し期待値が高すぎたようだ。写真では綺麗に写っていると思うし、部分部分はいいんだけどねぇ。基本下りで体力がなくても縦走できるコースなのでハイキングとしては特上なのかもしれないが、ガッツリ登山で易易とは行けないところも含めるなら、これよりいいところは沢山あるかなという印象。とはいえ、5キロ近くにわたってずっと紅葉通りなのは見ごたえはあった。さて、ハイカーが多ければ交通機関は当然混む。バスは満員の上に一時間立ちっぱなしで駅に着く頃にはヘトヘト。今回の山行で一番疲れたのは急登でも長距離でもなく、帰りのバスであった。