logo logo_atte 日記 随筆 何処
2021-10-09 23:14:13 JST
(2021-10-09) 丹沢主稜縦走。曇。同行は練馬のR氏。若いし私より体力があるので難度の高いコースを選択。春に行ったときもキツくて死にそうだったが季節も変わったところで再度挑戦である。新松田7:15発のバスで西丹沢ビジターセンターへ。R氏は始発で来たもののギリギリであったようだ。遠い遠い西丹沢、8時半スタートであるが私だって4時起床だし、登山開始時には既にお腹が空いている。檜洞丸までは1000mの登り2時間ちょい。一座目から急登でしんどいのだが、このコースの核心はやはり檜洞丸から蛭ヶ岳の4.6キロ。まずは300m以上下らされる。最終的には1250mくらいまで下りるので蛭ヶ岳へは400m以上の登り返しとなる。しかもアップダウンの連続で平坦部が非常に少ないため歩きながら休憩と言うか疲れを取ることが出来ない。そして蛭ヶ岳直前は一気に300mの登りで鎖場ありの急坂である。これにはさすがのR氏もしんどかったようだ。私はと言えば息も絶え絶えである。このあたりから雲が多くなり山頂霧中となって景色は全く見えなかった。残念。距離的には1/3と言ったところだが、蛭ヶ岳は丹沢の盟主1673m。塔ノ岳までは稜線上でアップダウンが続くとは言え斜度はぐんと緩くなり全体的には下り傾向。疲労が蓄積しているため辛いことに変わりはないが、帰りの算段がつくようになるため気分的には楽である。塔ノ岳からは長い長い消化試合。結構急いで折りたため二時間弱で下山。ものすごい汗で、服を着ているだけで不快なため体を拭いて着替える。駅前で軽く飲んでから帰宅。最後に、今回、丹沢では最も山奥と言える臼ヶ岳で裸足の登山者と遭遇。奥多摩や高尾で裸足の登山者は時々見かけるが、まさか、こんな岩だらけの丹沢の最深部にまでいるとは思わなかった。平丸から蛭ヶ岳を登ってきたんだとさ。思わず好奇心から足の裏を見せてもらったのだが結構綺麗でびっくりした。こちとら登山靴をはいていても膝ガクガクなんだけど、きっと足運びがうまいんだろうなぁ。