2021-07-10 19:17:54 JST
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(2021-07-10) 塔ノ岳、定番コース。雲時々晴。朝から曇天。降水確率20%とあれば山では雨が降るかもしれない。雲で景色は見えないだろうし、雨が降ればロングトレイルは厳しいので定番の東丹沢塔ノ岳へ。バスは空いていて座ることが出来た。今日の最高気温は予報では33度。暑いし天気も良いわけではないのでハイカーも引きこもってんでしょうな。さて、ヤビツ峠の時点で雲の中。日差しがないのはむしろありがたいくらいなのだが、湿度は非常に高い。 1000m程度の低山では気温低減効果もしれている。暑い暑いムシムシする。二ノ塔で息絶え絶え、三ノ塔に着く頃には、雨でも振りましたかと問われかねないくらいの汗だくである。大学生だろうか?4人組の声が聞こえる。「なんで山登るんかな。」「登ってるときはしんどいし、下りは早く着かないかなって思うし。」「楽しいとかほんのちょっとしかないものね。」ふむふむ、なるほど。若人よ答えてあげよう。(山に登る理由。それは君たちが馬鹿だからだよ。)と心の中でそっと思う。自ら不快な目に合いに来ているのだからもしくはマゾだからかもしれない。吹き出る汗を何度も拭い、塔ノ岳に着く頃、雲に晴れ間が覗くようになる。太陽が背中にジリジリと照りつける。いつもは強風が多くて寒いくらいの山頂だが、こういう日に限って無風である。本日、1.5Lの飲み物を持ってきたのだが、全く足りなかった。涼しい日であれば500mLで十分なのだが、山頂で飲み尽くしてしまったので水場まで往復する。 300m、標高差100mの下り上り。山腹に湧く清水は冷蔵庫から取り出したかのような冷たさ。うまい。ペットボトルいっぱいに汲んでこれで帰りも安心。塔ノ岳に戻れば後は帰るだけ。何度も下った大倉尾根。展望もないし今更見どころもない。パッパと下山して駅前でソバを食べて帰宅。