logo logo_atte 日記 随筆 何処
2020-09-27 14:28:45 JST
(2020-09-27) 曇後晴時々雨。有馬往復。鍛錬である。温泉には当然入らない。前回は魚屋路から西へ炭屋路を選択したので今回は東の筆屋路である。遠回りした上で復路は有馬三山にも登ることにする。これがハードなのである。登って降りての繰り返し。最後は六甲そのものにも登る必要があるから都合四度登らないといけない。鍛錬である。 6時半登山開始。早朝の山には誰もいない。風が強くて不気味であった。明るい広葉樹林が広がる六甲で妖気を感じるのは珍しいことで、せせらぎから妖怪小豆洗いでも顔を出しそうな雰囲気である。二時間ちょっとで最高峰に到着。まずまずのペース。筆屋路は初めてであったが、可もなく不可もなくありふれた登山道である。筆屋路入口となる瑞宝寺公園はモミジの名所のようだ。秋に来ればそれなりの景観を楽しめそうである。有馬は思ったよりも賑わっていて温泉街としていい感じであった。観光客が多過ぎても風情がないしこのくらいがちょうどいいように思う。猿回しの一座が来ていたようで、小太鼓がポンポコと囃子たてているのも宜しい。さてここまで足は余裕。問題は有馬三山。とにかくキツイ坂、嫌になる。しかもとっても急。更に加えて展望なし。普段であれば避けるコースであるが今回は敢えての選択。鍛錬々々。六甲山地に登り返したところで本降りの雨。再度、六甲最高峰、、、には行く気がせず、西おたふく山から住吉川へ下山。途中、結構な崩落地があって中々の迫力であった。落ちたら間違いなく重体以上だ。住吉川も雨で増水していて渡渉しにくい。西おたふく山で小さな子供連れの家族に、この道が御影に続いているか聞かれたので、 YESと答えたものの、崩落地に増水では大変だったかもしれない。ゴメンね。知らなかったんだよう。7月の大雨で登山道は至るところ荒れているようだ。さて、帰り。一本見送って乗った特急が人身事故を起こしてしまった。踏切での飛び込みか、遮断器無視の横断か? 二時間足止め。皆さん、余程のことがない限り命は大事にしましょう。