2020-05-16 09:41:37 JST
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(2020-05-12) 熊野川紀行(源流編1)。阿部野橋まで歩く。普段なら絶対に乗らない特急で下市口へ。乗客は車輌に二人。洞川温泉行きのバスは私一人。温泉街から1キロほど離れたキャンプ場を拠点とする。テントを張り終え、未だ二時前。近場の大天井ヶ岳へと向かうが、登山道が閉鎖されていた。仕方がないので下見として山上ヶ岳入口、女人結界まで行ってみる。山上川沿いの自然散策路では子供たちが川遊びをしていた。水は透き通り、木の葉を反射してか、青にやや緑がかかったように見える。この辺りの清流は大峰ブルーと呼ばれるらしい。登山口の清浄大橋には駐車場があり、観光客も幾名かいたが、格別見るべき程のものはない。珍しいと言えるのは女人結界くらいか。キャンプ場に戻り、汗を拭いて洗濯物を干し、袋麺で食事にすると半径2メートルのエリアだけ一気に生活感がただよう。なお、キャンプ場は貸切状態である。半径100メートルは杉の木立である。日の入とともに就寝。寒くてほとんど眠れた気がしないのだが、何度も夢を見ていたのでまどろんではいたのだろう。以下、どうでもいい夢の一話。突然の大雨に驚いて目覚めると、テントが何者かに押されている。どうせ鹿だろうと寝なおそうとするも、テントを押し倒されてしまう。テントも寝袋も水浸し。冷たい雨の中、エライ苦労をしてテントを立て直し、搾った寝袋に震えながら潜り込んだところで再度目が醒めた。うぅー、さむー。夢で良かった、、、とは思うものの、どうせなら最初の雨に驚いた時点で本当に目覚めてほしかった。