logo logo_atte 日記 随筆 何処
2019-11-13 17:15:29 JST
(2019-11-13) 御幸辻駅=>三石山=>岩湧寺=>紀見峠駅。昨日、思い立って標高のグラフ化を実装した(左地図の右上クリップアイコン)ので、その適用データとなるGPSログを増やすべく山へ。目的と手段を取り違えているような動機の山行であるが、まぁ、いいだろう。かの道元禅師も言っている。修証一等。迷悟一如。悟るために修行をするのではない。悟りは修行の基盤であり、修行そのものが即ち悟りの実践なのだ。そこには目的も手段もないのである。、、、と、誤解した正法眼蔵で自己正当化して、 8時まで寝ていた怠惰も横っちょにおいて遅めの出発。三石山は初めてであるが、麓の杉村公園は整備されているものの、山道に入るとしばらく人が通っていないのか道中蜘蛛の巣まみれとなる。山頂は展望もなく、登る価値は低い。あまり人気がないのも納得だ。ただ、広葉樹林が多いように感じたのでもう少し秋が深まればいい感じの山道になるかもしれない。岩湧山方面に進むも何度も登っているのであまり気が乗らない。よって、未見の岩湧寺に向かうことにする。 400m下ってまた戻ってくるという大変無駄なコースであるが、修行と思えば丁度よい。修証一等である。岩湧寺開基はまた役小角。和泉山脈では弘法大師以上にメジャーな存在。多宝塔は室町時代建立。こんな山中にも歴史があるのが近畿の山のいい所。登り返して紀見峠に帰還。