logo logo_atte 日記 随筆 何処
2019-05-06 23:55:51 JST
(2019-05-04) カミーノ21日目。快晴。久しぶりにアルベルゲ提供の夕食と朝食をつけた。朝からしっかり食べて山越えの体力をつけておく。 7時40分遅めのスタート。アルベルゲの朝食が7時からなのでこんなもの。足指の痛みがやっとマシになった。見た目は白くてブヨブヨで酷いものだが、確実に皮膚は再生されてきているようだ。小指をかばいながら歩いていたので親指とかかとも痛めているのだが、こんなものは軽症だ。普通の歩き方さえできれば自然と良くなるはずである。さて、故障から回復しての山である。速い男が帰ってきた。ガンガン抜かしながら山道を登る。1200mの峠越え。あっさり制覇。日本の山に比べれば傾斜がなんせゆるい。六甲山や高尾山ですらもう少ししんどい気がする。景色は良いです。感覚的には高原のハイキングかな。 13時過ぎには25キロ歩いてFonfriaのアルベルゲの到着。足に痛みがないのであと10キロは余裕で歩けそうだが今日はここまで。昨晩泊まったアルベルゲの主人が「Fonfriaで宿泊するのが良いよ」と言っていたのでそれに従う。たしかに9ユーロとは思えない綺麗で設備の整った最上級のアルベルゲである。 15時には洗濯も終わり。やることがない。やっぱもう少し歩くべきだったかなぁと思ったが、ここに泊まったことには二つの幸運と一つの不幸があった。一つ目の幸運は夕食が食べ放題であったこと。ここぞとばかりに野菜と肉を補給する。二つ目の幸運は翌朝の景色が素晴らしかったこと。そして不幸とは調子に乗って夕食を食べすぎたため、膨満感で夜眠れなかったことである。