logo logo_atte 日記 随筆 何処
2019-03-22 01:14:52 JST
(2019-03-21) 夜明け前の散歩で朝日を浴びた後、インレー湖へのボートトリップに出発。うん、まぁまぁ面白いんじゃないかな。風を切って走るボートは爽快で気持ちが良いし、湖上生活者の伝統的な生活を見ることができる。水上は涼しいし衛生的。丘よりもよほど生活しやすそうに見える。生産は漁労と水耕栽培、洗濯炊事風呂と水回りはこれ全て家の前(というか家の下?)。パゴダも水上(中洲?)で宗教活動も陸に上がる必要がない。学校や警察・郵便局も当然ある。実際に湖上で全て完結しているため、大人になるまで陸に上がったことのないやつもいるんじゃないかと思ってしまう。水路は迷路のようで水路の間はこれまた迷路のように橋で繋がっている。ただ、湖上生活者はベトナムでもカンボジアでも見てるからなぁ。驚きはさほどないもののインレー湖自体はいいところだ。本当にマンダレーなんかに行かず、もっと早くここに来ていればよかった。周囲は魅力的な山に囲まれているので、サイクリングとトレッキングをやり残している。明後日帰国の関係上、明日の朝にはヤンゴンに向かわなければならない。ミャンマー東部の山岳地帯はラオス・タイ北部・雲南省と接続している。これら山岳文化圏は概して同質で人は寛容・親切、気候も大変マイルドである。インレー湖周辺も標高1000mはあり、南国とはいえ言ってみれば夏の軽井沢状態である。次は水量の多い時期に来て、やり残したことをするとしよう。夕方街東部の丘まで夕日を見に行く。が、こちらは大したことがなかった。残念。