2019-03-17 00:27:24 JST
20190316T152724Z
(2018-03-16) 夜明けとともに相棒(電動バイク)と遺跡巡り。誰も居ないとアテをつけていた日の出ポイントに向かえば先客が居た。しかもカップル。なんか悪いことしたかなぁ。きっと二人だけの朝日を期待していたに違いない。でも、こっちだってご来光独り占めだと思っていたんだから許しておくれ。さて、お前は何をしにバガンに行ったんだと問われたら困るので、大物遺跡(定番遺跡)を片付けてしまうことにする。まずは、シュエズィーゴン・パゴダ。ビルマでは一般的な金色のストゥーパ。金ピカで趣味が悪い。境内に続く参道にはお土産物屋さんがいっぱい。続いて、ティローミィンロー寺院。大きくて立派だけど装飾はほとんど残されていない。そして誰もが訪れるアーナンダ寺院。必見とか、ミャンマー観光で外せないとか書いてるけどそれほどのものかなぁ。四方に向かって四体の金色に輝く仏弟子の立像がある。最後にタビニュ寺院。高台の白亜に輝く大寺院。でも、装飾はないし、構造的な美しさもないため、芸術的な感動がない。結論、バガンは遺跡群。及び、遺跡を擁する風景区として優れているのである。個々の遺跡に魂を震わせるほどのものはない。なお、人のほとんどこない中小規模の遺跡に見どころがあるものが多い印象である。誰しもが自分だけのお気に入りの小さな仏塔を見つけることが出来るのではないだろうか。昼寝後、ほとんど廃墟とかしているエリアを探索。夕暮れの誰も居ない荒野に一人は少し怖いものがある。屋根に草の生える崩れかけた寺院にも仏像は安置してあり、仏様の眼差しには心の奥まで見透かされているような錯覚を覚える。寄り道しすぎて夕暮れ間近。走れメロス(相棒の名前)。本日の夕日ポイントまで疾走するんだ(安全運転やけどな)。ギリギリで本日も夕日を拝んで一日の終わり。