2019-03-16 00:13:25 JST
20190315T151325Z
(2019-03-15) 早朝、e-bike(電動バイク)を借りて、遺跡からの日の出を見に行く。昨日、目星をつけておいた登れる遺跡だったのだが、着いてみれば結構な数の先客あり。しかも、地元民が監視していて「登るな」とのことであった。残念。(無視して登ってるやつも居たけど。)朝食後、本格的に遺跡巡り。観光可能なのは11時くらいまで。それ以降は暑すぎて活動できない。 e-bikeは機動力が桁違い。どんな悪路だろうが気にせずに突き進む。バガンは広い。灌木の他何もない荒野をバイクで疾走するのは気持ちがいい。交通量も少ないし。馬車や牛車も行き交うのどかな道が多い。東南アジアの観光遺跡としては今ミャンマーが一番面白い。観光客はそれなりにいるけど個人旅行の西洋人中心で、中国人が何台ものバスで大挙して押し寄せるという俗化した観光地にはなっていない。土産物の売り子も主に女性や子供が手に持って「買って買って」と寄ってくるくらいの素朴なものだ。中国も昔は似たようなもので、25年前は東南アジア以下の最貧国と言っていい状況だったけど、今や周辺を中華化(属国化)すべく恐ろしい数の観光客を東南アジアにばらまいているから変わったものだ。さて、4時間走りまわったものの切りがない遺跡の多さである。大物もまだまだ残している。当初は2泊3日の予定であったが二日延泊することにする。見残しが多すぎるし、なによりこの街は楽しい。遺跡(廃墟)好きにはたまらない魅力。遺跡の中の村々も自然と調和していてなんとも私好み。涼しくなってきた頃合いで川辺に行ってみる。本日も素晴らしい夕日であった。