logo logo_atte 日記 随筆 何処
2018-07-24 23:27:11 KZT
(2018-07-24) 早めに行動開始。8時半にチェックアウト。何度か書いているが中国は全土で北京時間なので実質6時半である。実際、カザフに入国した途端、時計を2時間遅らす必要がある。 9時前にグルジャのバスターミナルに到着、、、する前に入口前にたむろする乗り合いタクシーから声がかかる。「コルガスに行くなら俺の車に乗れ、すぐに出発する。23元だ。」 OK乗る。昨日調べておいた正規の料金と変わらない。客集めにこの後10分ほどかかっていたが、正規のバスは9時半発。30分ほど早い。 11時前にコルガスバスターミナルに到着。ジャルケント行きのチケットを買う。順調順調。「いつ出るの?」「客が集まったら出発だ。」さいですか、いつ出発かわからないってことね。とはいえ、この時間にするべきことがある。カザフスタンの通貨テンゲを手に入れなければならない。体力で解決するとかカッコイイことを書いていたが、すまない、ありゃ嘘だ、、、というわけでもないけれど、最も力を発揮するのはやはりお金である。逆にお金がないと何も出来ない事態に陥る。適当なバスドライバーに声をかける。「両替したい。」「○×△ロシア×△。」ロシア語が話せるかと聞いているのであろう。「スパシーバ(ありがとう)」しか言えない。しかし、両替は簡単である。お金を見せながら、「ユアン(中国の通貨)-テンゲ(カザフの通貨)。OK?」これで十分。「OK。OK。」交渉成立。割といいレートで交換してくれる。いまこそ使うときだ「スパシーバ(ありがとう)。」お互いニッコリ握手。意外と早く客は集まったようで11時半にバスは出発。中国は出国もめんどくさい。荷物を全部開けられる。カザフスタンは入国から簡単だ。パスポートにはメクラスタンプ、荷物はノーチェックである。中国を出国したあたりで乗っていたバスとは違うバスのドライバーから声がかかる。「アルマティに行くなら俺のミニバンに乗れ。2500テンゲだ(800円)。」 70元(1200円)も払ったジャルケント行きのバスは国境までの2kmほどしか乗っていないが即答でOK。ジャルケントまで行っていつ出発するかわからないバスを待つよりよほど効率的だ。客の移動はドライバー同士で話をつけてくれたようだ。カザフの道をミニバンは疾走する。しかし、カザフには何もない。中国では道沿いには家屋や商店があったものだが、カザフには本当に何もない。ただただ、草原、荒野、砂漠である。この道はまたいつかもう一度通りたいと思う。着いたアルマティは、スラブ系美女、トルコ系美女、何やらよくわからない美女で溢れている。「ここは天国ですか?えっ、アルマティ。あぁ、天国の別名ですか。」という感じで惜しげもなく露出度の高い服装である。おそらく女性視点からは美男子が多いように見えると思う。人種が違うのであまり美醜がわからないというのもありますが、、、。さて、この街は英語が全く通じません。バス停から街の中心部に出るまで、そして、宿探しは大変であったがカット。