logo logo_atte 日記 随筆 何処
2018-06-19 23:19:31 CST
今日の驚きについては、時間のあるときに、まとめて書くとしてまずは日記。 5時半起床、6時半チェックアウト。7時前にはバスターミナルに到着。出発時刻は8:30と案内板には書いてあったが、8時には出発してしまった。そして、さすが中国人運転手。苦虫を噛み潰したような顔だ。愛想のかけらもない。宿泊も決めてないし、最初の目的地景洪は6年前に寄ったことがあるとはいえ、ほとんど何も覚えていない。とにかく不安だけが心を支配する。あぁ、旅のしやすい優しいラオスよさようなら。さて、中国へと続く道路は、例の中国資本による鉄道と高速道路の建設予定地でもある。その工事の規模の大きさに驚く。ダンプが何百台と往来し、削った山と埋めた谷の広さに驚く。中国が本気を出すと凄まじい。(感嘆はするが素晴らしいとは別。)那覇空港の埋め立てなんて何を小さな工事に何年もかけているのかと思ってしまう。国境に到着。中国に入国。これが面倒なんだよね。ラオスなんてノーチェックだ。パスポートはメクラで判子をついているだけだし、そもそも荷物チェックはない。これが中国だと、荷物はだいたい開けさせられるし、中国語も英語もよくわからないのに入管があれこれ言ってくる。案の定、荷物はほとんど出されて、問題ないことを確認。ところが、入管が違った。機械が日本語で話してくれるのである。「指紋のチェックをします、親指以外の4本の指をセンサーに押し当ててください。」いや、もう、自動音声の案内に従うだけで入国手続きは完了。さらに入管のカウンター前には4つのボタンがある。ボタンに書かれているのは「大満足」「満足」「やや不満」「不満」と言ったこと。もう、日本のサービス負けてるわ。「満足」を押す。本来入管なんてサービス業と違うでしょ、と思う所までサービス向上に務めるあたり侮れない。 3時間走って景洪に到着。自分が何処にいるのか全くわからないので適当に繁華街っぽい方に歩き出す。何をするにもお金がいる。道中見つけた銀行で中国元に両替。が、銀行員がなにを言っているのか全くわからない。多分中国語で「中国語が話せるか?」と聞いているらしいので「わからない」と日本語で答える。日本語は通じないだろうが、雰囲気とゼスチャーで「ああ、こいつなんもわかっとらんな」とは通じたはずだ。そこで銀行員が取り出したるは神器スマホ。やったね、スマホの翻訳機能だ。やるな、文明人。私は持っていないけどな。翻訳されたちょっとぎこちない日本語を読む。「外国人が両替するのは面倒だ」って、えぇー、どういうこと?さらに「同僚が両替したことにするけど、いいですか?」って、意味がわからんけどとりあえずOKって言ってみる。すると、顧客サポートのお姉さんが自分のIDカードを貸してくれました。要は外人が両替するには、パスポートをコピーしたり、色々書類を書いたり面倒だったらしい。色々突っ込みたいがとりあえず一言、「お姉さん、どうして日本の一万円札持ってるの?」とはならないんだろうか。さて、宿泊までにはまだ悶着あるのだが、もう、流石に長くなるのでバッサリカット。