2018-06-17 13:11:09 ICT
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当世バックパッカー事情。旅の仕方が20年前と今では全く異なっている。 5年前と比べても大きく変ったと思う。インターネットとスマートフォンの影響は大きい。今やスマホに話しかければ自動翻訳してくれる。それを相手に見せればコミュニケーションは成立というわけだ。これで買い物や宿泊、交通といった部分での意思疎通は問題ない。コミュニケーション以上の利点は、地理と現在位置の把握だ。世界のどこにいてもスマホで地図を見ることができる。 GPS搭載だから自分がどこにいるのかがわかる。そして、地図にはホテルやレストラン、駅やバス停の場所も示される。コミュニケーションが取れず、どう進んでいいのかすらわからない、、、と途方に暮れるということがなくなるのだ。旅先で出会った旅行者は「スマホがないと旅ができない」と言う。宿の女将が言うには、「最近はバックパッカーもほとんど予約してくる」とのことであった。「ウォークイン(直接来て泊めてください)のお客さんは減ったねぇ」とも言っていた。どこにいてもどんな時間にでもネットの予約サイトでその日の宿を検索できるのだからそうなるであろう。一ヶ月くらいの旅なら全行程を事前に決定し、全宿泊施設を予約してから旅をするバックパッカーも多いそうだ。すべての情報はネット上にある。これを活用するのが今時の旅行者なのだ。