2024-03-02 19:27:35 JST
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(2024-03-02) 扇山、百蔵山。晴。雪が深くない1000mくらいの山ということで行ったことのない百蔵山。一座だけだとすぐ終わってしまう低山なので隣の扇山とセットで行くことにする。四方津駅から寒い中バスを待つこと10分。時間になっても来ない。さらに10分待っても来ない。並ぶハイカーからも疑問の声。そして時刻表を確認すると、、、。なんと、冬場はバスの運行をしていないとのことであった。仕方ない。歩くか。1時間かかって登山口へ。道が少し荒れている。700mくらいから雪が残っているのだが、動物の踏み跡ばかり。そりゃバスがないなら人は来ませんわな。時々大きめの足跡がありクマかなぁと思うのだが、普通に冬でも目撃情報もあるみたいだしいるのが当然ですな。扇山は人気の山なのだが人は少なめ。暖かくなるにつれ少しづつ雲が出てきたが、雪の山頂広場からは富士山が綺麗に見えていた。ここから先は初めての道。扇山も百蔵山もお碗型というか山頂こそ広いものの下りも上りも相当急であった。葉が落ちて森は明るいものの木の密度は高く眺望は良くない。時々植林もあり奥多摩でよく見るありふれた光景である。百蔵山も山頂は広く富士方向に展望が広がっている。ただ残念ながら昼になって雲が増えたため、秀麗富嶽十二景の一つながら富士山は見えなかった。雲が増えたものの白い風景はきれいやね。道志、丹沢、御正体山、三ツ峠山、周辺の山は3月になってもまだまだ雪に包まれている。下山すればバスは2時間後。駅まで歩く。バスと折り合いが悪く、行きと帰りで2時間近く車道歩きとなった山行であった。