logo logo_atte 日記 随筆 何処
2023-10-07 19:49:28 JST
(2023-10-07) 丹沢主脈縦走。晴後曇。秋は登山のベストシーズン。この数週、体作りをしてきたつもりだが、どのくらい締まったかの確認のために丹沢主脈にチャレンジ。総距離23キロ、獲得標高2000mが問題なければ、関東圏から大抵の所には日帰りで行けるようになる。本日は朝から秋晴れ。気温も下がり体調も万全だ。懸念はヤマビルだが晴れた10月であれば大発生とまではいかないだろう。3時半起床。5時の始発で二時間かけて登山口へ。降りたのは10人弱。まっ、こんなものでしょう。それなりに健脚でないと主脈は日帰りで縦走できないしね。先は長いので抑えめに歩き出す。30分ほどして靴にヒルを発見。やっぱ、いるな。焼山を越える頃には居なくなったけど、合計4匹を撃退。一匹は靴の中に入ってやがったぜ。ただでさえ急坂なのに、ヒルに注意して下を向いて歩くから余計に疲れる。焼山を超えれば明るい広葉樹林帯。傾斜もぐっと緩くなるので秋晴のもと姫次まで静かなハイキングである。標高が上がればヒルもいない。天気が良くて涼しいってやっぱり最高だな。汗でずぶ濡れにならない山行自体が久しぶりだ。姫次から蛭ヶ岳のあいだも原生林が続き私は好きである。いつか紅葉真っ只中の時期に来たいと思っているのだがなかなか実現できない。秋は行きたいところが多すぎる。最後の200メートルは急ながらも檜洞丸や大室山といった丹沢の重鎮たちを眺めながら歩くことになるので気分も高揚し疲れない。って言うか今日は思ったより足取りが軽い。11時過ぎに山頂到着。それなりに人がいて驚く。丹沢全体で以前より人が増えてるなぁ。山頂の碑も新しくなっていた。都会から気軽に来れる縦走路としてやはり丹沢は優れている。高山というほどではないのに木々が少なく稜線を眺望しながら歩けるのは稀有である。檜洞丸〜蛭ヶ岳〜丹沢山はやはり丹沢の核心である。丹沢山に着けば残り10キロは消火試合みたいなもの。疲れもあまり無いので、歩行のギアを上げてみる。人でごった返す塔ノ岳もスルー。走るわけではないけどちょっとタイムにこだわってみる。結果、7時間半で完了。うん、新記録だ。でも、本当に速い人は7時間を切るし、トレランの人とか5時間くらいみたいだから、まだまだ鍛錬だな。