2023-09-30 22:19:59 JST
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(2023-09-30) 御前山、三頭山。曇時々小雨、上はガス。 8時過ぎ、小沢バス停から湯久保尾根で御前山へ。先週行った浅間尾根から見えていた植林の尾根が長大で修行に良さそうだったので選択。近郊で行ったことない山はほぼなくなった。とは言え、行ったことないコースはまだ残っている。どうしても人気のないコースになってしまうのだが、今日は天気も悪そうだし、脚力を鍛えるためには、まぁ、ちょうどいいだろう。バス停で降りたハイカーは私一人。うん、道中一人だな。気楽でよろしい。訪れる人は少ないと思われるが道はよく整備されている。ずっと杉の植林なのでおそらく林業の者が入っているのだろう。思い通りとは言えひたすら登りのつまらない道。1000m越えてやっと広葉樹林となる。が、ガス。時折小雨で霧がかり視界がまったくない。湿度も高く、気温は低いと思われるが、かいた汗が乾かないので大変不快である。 2時間少しで御前山山頂。何にも見えん。二度目の御前山だが前回も山頂はガスであまり見えなかった。相性が悪いのかしらん。居ても仕方がないのでとっとと通過。小河内峠の方に向かう。途中、ソーヤノ丸デッコからの景色がいいらしいのだがやっぱり何も見えませんでしたわ。それと下りは危険との情報があったけどなんてことはなかったですな。さて、目指すは三頭山である。奥多摩側に下らなかった一番の理由は御前山と三頭山をつなぐ尾根を一度歩いてみたかったからである。そのうち、大岳山も加えて、奥多摩三山日帰り縦走をしたいと考えているのでその下見でもある。途中車道も走っている脇を通るのだが、登山道は細かい上り下りが連続するので結構体力を奪われる。関西で言うなら六甲の山頂から最高峰までのような感じだ。そして15キロを歩いてからの(体力を失ってからの)三頭山の登りは苦しかった。もう全身汗だくだよ。こうなると今日は温泉を外せない。最後の体力を振り絞って数馬の湯まで歩く。GPSログによると総距離23キロ、累積獲得標高2600mと久々にガッツリ疲れた山行となった。温泉でゆっくりしすぎて、帰りのバスが五日市のお祭りの時間と重なってしまい、交通規制でバス大幅遅延。途中で降りて駅まで歩くことにした。沢山の山車と神輿が練り歩く結構な規模で五日市にこんなに人が住んでいたんだと驚く。東京って言っても多摩はドがつく田舎ですよ。やっと電車に乗ったものの、途中の乗り換えで反対方向の電車に乗ってしまい家に帰れば9時。