2023-06-05 21:00:06 JST
20230605T120006Z
(2023-05-01) 快晴。暗いうちから出発。バスが一日数本しかないので寝坊するとすぐに詰む。キャンプ場は阿蘇の南。登山口の仙酔峡は阿蘇山の北側なので、まずはバスと列車を乗り継いで宮地駅へと向かう。 8時登山開始。まずは1時間半のロード歩き。普通の人はタクシーを使うだろうが、我々は意識の高いエコな(貧乏根性)ハイカーだ。汗だくになるものの、草木萌える阿蘇の牧場を車で通過するなんてもったいなくて出来ませんわ。登山口からは打って変わってさながら死の世界。草木の生えない荒涼とした登山道をひたすら登る。荒れてはいるがもちろん涼しくはない。そして、実際の高度以上に高山感がある。さすがは火の国の活火山だ。そして、火口が広い。もうもうと煙を上げる今現在の火口は数ある火口のうちの一つでしかない。またここの火口を取り囲むカルデラ(カルデラも元火口だ)があり、私達がキャンプしているところもカルデラ内部だから、何重にも火口が取り囲んだとんでもない火山である。中岳からの景色は、、、焦熱地獄?、、、実際に地獄があったらこんなところだろうなと思わせる圧巻の別世界である。いやぁ、いいものが見れました。ハイライトのみで外輪山も含めてほとんどの山はまだ登っていないからもう一度来たいね。ただ、高所恐怖症のN氏には結構きつかったようだ。W氏と二人はここから下山だが、折角なので私は隣の高岳にも登ることにする。強烈な風で飛ばされそうになるが天気もいいし、特に危ないところはないので初心者でも気軽に登れるハイキングコースかな。 1時間ほど寄り道して二人を追う。特に急いだわけではないが、2時間ほどで合流。さて、キャンプ場まで歩かなければならない。これが、遠かった。山頂までなんで高々10キロ。30キロコースだからまだ20キロ残ってる。あまりにしんどくて、途中で温泉に入って長時間の休憩をしてしまった。もうクタクタになってキャンプ場に到着すればすでに夜。