2022-03-12 22:56:15 JST
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(2022-03-12) ジダンゴ山、檜岳、雨山、鍋割山。快晴。 4時半起床。寒くない。天気予報で確認すると最高気温19度、最低気温9度とか4月下旬並みである。今日は西丹沢の表側で行ってなかった所を攻めてみようと思い、寄のバス停から大きく円を描くように一旦西進してから、北上、そこから東進して鍋割山を目指す。鍋割山西の尾根は危険標識が多く今まで敬遠していたのだが、まぁ、丹沢の危険なんて大したことはないだろう。最初の西進部分は以前に歩いたことがある。ジダンゴ山山頂付近以外は杉の植林でほとんど展望もない。山頂付近のみ低木林で相模湾を見渡せるが、水蒸気が多く遠望が効かない。暖かくなるのは大歓迎なんだけど、空はやっぱり冬が綺麗だ。水蒸気に花粉、まだ少し早いが黄砂なんかも混じっているかも知れない。春霞という言葉があるくらいで空気は白くモヤがかかっている。西丹沢と言えば富士のすぐ近くなのだが、その富士さえ見えないので相当なものである。北上するあたりで鍋割山から南西に続く稜線に入る。未踏破のエリア。しばらく雨がなかったせいか土は乾いておりホコリっぽい。1000mを超えると残雪があり、登山道は逆にぬかるみ状態。時期を間違えたかなぁ。快晴にもかかわらず景色は見えないしあんまり楽しくない。しかもアップダウンが激しい。雨山以降はヤセ尾根の連続で危ないと言うほどではないが、緊張を強いられて余計に体力を使う。鍋割山へと続く最後の300mの上りは大腿四頭筋が攣りそうになった。長らく本格的に登っていなかったので筋力も落ちているようだ。本日の感想としては(時期が良くなかったのかもしれないが)、労多く大したことのない景色であった。数年を経て思い出したときに来ることはあるかもしれないが、定番には出来ないコースである。