2021-05-15 19:54:35 JST
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(2020-05-15) 高尾ミニ縦走。晴時々曇。同行は山の相棒三ノ輪のA氏と、その友人小田原のM氏。 M氏は5年かけて世界一周をしたそうで日課のランニングを20キロもしているというツワモノ。ちょっとちょっとー、A氏と一緒だとなんだか自分が一番遅いって感じになる。とは言え、まぁ、最近自分に甘い気がしていたのでいい訓練である。さて、こんなツワモノ共と高尾だなんて腑の抜けたことだが、今回の趣旨はランチを豪華にである。庶民なんで豪華と言っても発想がしれている。思いつくのは肉であり、そうなると焼き肉ということになる。藤野駅集合、バスで陣馬山登山口。A氏には持参した2リットルのペットボトルを持ってもらう。実際にはこんなにいらないのだが、多めの水分は心の余裕。そして、A氏へのハンデである、、、はずだったのだが、うぉー、ペースはえぇ。 2時間20分のコースタイムがほぼ半分の1時間ちょいで陣馬山到着。いつもながら着いていくのが精一杯。山頂の清水茶屋でなめこ汁をすすって、縦走開始。、、、が、このメンバーであれば高尾山系の尾根ごとき平地の舗装路と変わらない。苦もなくランチポイントである景信山に到着。テロ活動を開始。コンロは三台あるので飯炊き、カレーパック温め、そして本題の焼き肉である。いやぁ、肉の焼ける素晴らしい匂い。晴れた日の山頂で食べる焼き肉は最高ですな。周囲が湯を沸かしてカップ麺などを作っている中、我々は焼き肉である。肉汁の匂いは相当広い範囲に拡散し、不意を突かれたハイカーに「うまそう!」と思わせる破壊力は抜群だ。まさにテロ行為と言っても良いだろう。飯テロである。M氏などは早々にビールを飲み終えてワイン瓶まで開けている。今この瞬間、世界で最高に贅沢な昼飯を食べているのは自分たちのような気になる。たっぷり二時間の昼食を取った後は完全に消化試合の後半戦。普段なら高尾山は巻いてしまうのだが、A氏は初めてM氏も10年ぶりとのことなので敢えて1号路を選択。薬王院の修験道文化に触れながら下山すれば時間は16時といい塩梅。帰りの電車では爆睡。