2019-11-28 13:41:26 JST
20191128T044126Z
「名探偵は嘘をつかない」 2/5点。アンチヒーローっぽい位置付けの探偵。おやっ、銘探偵か?っと、思えばそういうわけではなかった。結果としては助手に簡単に殺られる探偵である。(阿久津透最後の事件、、、か?)ライトノベル的な読みやすさ(とセリフ回し)の割にはコインのくだりなど理解しにくい記述も多い。 SFやファンタジーをガジェットとして使ったミステリは嫌いじゃないのだが、謎解きの核心に転生(死んでも生き返る)を使ったら何でもありなのでもっと奇想天外な驚きが欲しかった所。少々荒唐無稽くらいでもかまわない。読みながら「逆転裁判」に似てるなぁと感じていたが、オマージュ止まりで本家逆転裁判のほうが面白いかな。読後、著者欄を見たら「若い!」弱冠二十歳でこれを書いたというのはすごい。