logo logo_atte 日記 随筆 何処
2018-07-11 23:21:53 CST
diary-image (2018-07-11) 7時起床。昨日の雨を吹き飛ばす気持ちのいい晴れ。早速街を散策。山間の田舎町で気持ちのいい朝である。1時間で見終わる。街の向こうに見えるあの山に登りたい。よし向かうことにする。結構有名なゴンパのある風景地区と言うことで入場料30元を取られるが、ゴンパにも風景地区にもそれほど興味はない。行きたいのはその先の山だ。ゴンパはお座なりに見学。丘に登って街を一望した後は、風景地区の奥を目指す。カルスト地形の深い渓谷に到着。渓谷の入り口に引き馬が用意されていた。100元。ほうほう。普通の観光客はここで馬に乗って渓谷に入っていくようだ。「馬に乗れ。乗れ!」と客引きが言う。この先は危ないぞなどとも言っているようだ。引き馬ということは、馬を引くチベット人は歩いているということだ。私も歩くことにする。うん、こりゃたしかに大変だ。滝はないものの沢登りと同じである。スポーツサンダルに靴下。冷たい水に濡れながら登る。足が凍えそうである。 30分ばかりして、カルスト地形に囲まれた小さな草原に到着。いや、これは素晴らしいですわ。絶壁に囲まれた小さな草原。青い空。一日中眺めていても飽きないだろう。馬に乗ってきた観光客たちも思い思いのポーズを取って写真を取っている。引き馬サービスもここまでのようで観光客も写真を取った後は引き返していた。ただし、道自体は続いているようだ。踏み跡を追うことができる。ならば、行けるところまで行かねばなるまい。そしてこの先はさらに美しい景色であった。都合、3時間ほど山中をさまよっていたが、ここにはまた何度も来ることになると思う。夕方、宿に戻ると、世界一周青年と再会。早速明日も山に行く約束をする。今日は危険として引き返したところにも二人でなら行けるはずだ。楽しみである。写真はメインストリート。建物の間隙から見えるあの山に登りたい。そう思わせられた。