logo logo_atte 日記 随筆 何処
2018-07-06 20:55:56 CST
(2018-07-05#2) 昨日は日記を書き終えてから波乱があった。午後9時20分頃、宿のねぇちゃんが、いきなりドアを開けて入ってきて、なんかよくわからないが叫んでいる。時折、「公安」との単語が聞き取れるので、あら、やっちゃったかと開き直る。直前に、「住宿について」なる題で、無許可の宿に泊まることのリスクを書いたばかりというのに、なんとまぁ、タイミングのいいことだ。「出ろ!出ろ!」と言っているようなので、とりあえず表に出ると、案の定、警察3人に取り囲まれる。面倒だなぁ、この時間に追い出されたら今からの宿探しはしんどい。「パスポートを出せ」と言っているみたいなので素直に提出。早速、笑顔で「僕外人だから、何言ってるかわかんな〜い」作戦だ。(作戦云々の前に実際に何を言ってるかわからない。)まぁ、あれだな。多分、意識高い系の誰かが警察に通報したのであろう。どこにでも権力に媚びてポイントをあげようとするヤツがいるものだし。公安はパスポートの写真を取り、何やら相談していたが、特になんの咎めも受けなかった。部屋内にまで踏み込んでこなかったし、紳士的な対応である。「部屋に戻って寝てていいぞ」みたいな感じだったので、パスポートを受取り部屋に戻る。うん。警察も面倒だから見ないフリをしてくれたのかもしれないな。もしかすると、夜遅くに追い出すのは可愛そうだと思っての見ないフリかもしれない。いずれにせよ助かった。しかし、この旅はフラグが立ちまくりだ。コンパスが役に立つと書けば、「コンパス」をなくすし、田舎じゃ規制がゆるいから住宿に泊まれると書けば、「公安に通報」される。狙ったかのようなフラグの立て方とその回収である。