2018-06-24 20:13:44 CST
20180624T121344Z
街が変わったことは写真でわかるが、人が変わったことも書いておこう。雲南省という土地柄もあろうが中国に入ってからほぼ嫌な目にあっていない。人は優しくて食事中なども結構話しかけてきてくれる。こちらが中国語ができないことを申し訳なく思うくらいだ。ぶつかりそうになれば向こうから道を譲ってくれる。一度自転車の進路妨害をしてみたが、嫌そうな顔はされたが避けてくれた。以前であれば「どけ、こら!」みたいなことを中国語で怒鳴られていたはずだ。写真を撮っていれば一旦通るのを待ってくれる。もしくは映らないように頭を下げて通り過ぎてくれる。これも以前であればこちらのことなど全く無視してカメラの前を横切ったはずだ。そして昆明では地下鉄内でさえリュックを後ろにかける。何を当たり前なと思うかもしれないが公共交通機関ではリュックを前にかけるものだ。盗難防止を意識する必要がないと言うことである。ゴミのポイ捨て、街中での痰吐きがほぼなくなったことは何度も書いた。国家権力による強制的なモラル変革であろうが、結果としてマナーは格段に良くなっている。